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ようやく『中声』(ミドルヴォイス)の実践的な解説です。 ************************************************************************* さて、『中声』の始まりが小さい声での『地声』から『裏声』(ファルセット)に 切り替わる音の高さだという事は前回から説明しましたが皆さん上手く確認出来 ましたか? 自分で出来ない人は歌をある程度勉強している面倒診の良い友人かインストラクター に確認してもらいましょう。 今回も女性ボーカリストAさんの場合を引用して話を進めて行きたいと思います。 前回の『胸声区』の時の続きとして読んで頂けると関連が更に見えて来ると思い ますが、Aさんの『胸声区』の最高音は『B♭』(シ♭)でした。そして柔らかい 声量のまま更に半音上がって『B』(シ)の音で『裏声』(ファルセット)に声の 音色が変化しました。 この時にAさんの声帯は声帯を繋ぐ様々な部分との共振動を失い『ヒラヒラ』した 状態で軽い音に変わります。 この状態が『中声』(ミドルヴォイス)の始まりです。 この『中声』(ミドルヴォイス)の始まりの音は額の髪の毛の生え際より少し上に 感じると音色の抜けが良くなり『音程』(ピッチ)も安定します。 平均的に言えばこの『中声区』の音域(声域)はおよそ5度音程の幅程しかなく 『胸声』や『頭声』に比べて狭い『声区』だと言えますね。 でもこの音域(声域)が皆頑張って出したい音域(声域)だとも言えます。 特にR&B系のウイスパリングヴォイス(特に胸声区の声域で使われるテクニック) に高音を混ぜて行く時にウルサくないファルセットで歌いたい時なんかはこの 『中声』(ミドルヴォイス)を多様するし、男性で言えば『平井堅』や 『エリック・ベネイ』はこのミドルヴォイスの『声域』を上手く使ってソウルフル に歌っています。 女性なら『クリスタル・ケイ』なんかが分かりやすいのではないでしょうか。 『中島美嘉』のファルセットの音域もそれだと言えますね。 おっと、また脱線しそうになりましたが本題に戻しましょう。 額の髪の毛の生え際の少し上から頭の天辺(つむじのある所)までの幅に『中声区』 (ミドルヴォイス)の声域があるのですが女性ヴォーカリストAさんの場合、 『中声』の最低音が『B』(シ)の音なのでそこから完全5度の幅(勿論この幅は 平均的な声域なので個人差があります)にあたる『F#』(ファ#)迄が『中声区』の 音域になります。 ちなみにレッスンではこの『中声区』のエリアで長3度音程にあたる『D#』(レ#)は、 だいたいヘディングシュートを決めるイチに感じましょう!とか言ってますが、ようは 髪の毛の生え際の少し上からつむじまでの中間位の場所に響きを感じるという意味です。 ここまでで『中声区』の声域と感じ方の説明を終わりますが実はまだ『中声区』の話が 終わった訳ではありません . . 。 「まだ続くんかい!」と苛立っている人もいると思いますが(そんな人はきっとこの トピックス自体読んでないかな?) 次回はいよいよ『中声区』のエピローグに突入です! ( . . とこのように僕と一緒に『おぉ!何か知らんがスゲぇ!』と盛り上がってくれた人が いたら嬉しいです。/苦笑) |
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